リア充を爆発させる方法を考えていたら真理にたどり着いた話

せっかくの休日の昼間なのに友達と遊ぶことも課題をすることもせずにパソコンのキーボードを叩く男がいるそうだ。一体どこのどいつなのだろうか。

 

 

 

 

 

それは何を隠そうこの僕である。

 

 

中学生の頃、1日でアニメを1クール観ることに休日を使っていたあの僕が現在では機械を無心で叩く機械になっている。

 



つまり、あの頃と本質的に何も変わっていないということだ。


 

座右の銘は「初心、童心、忘れず生きていこう」です。嘘です。おはようございます。

 

 



 

今回は非リアのみんなが気になって夜も眠れず一限に遅刻することになる原因第一位である「リア充を爆発させる方法」について考えてみよう。

 

 

 

 

(高校で文系を選択した人たちのために一応言っておくと、人体を爆発させることはそう容易ではないのだ。)






 

北斗の拳の世界ではちょちょっと3秒間に50発相手の肉体の数ある経絡秘孔を突いてやれば相手は痛みを感じることもなく数秒後に爆発する。

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しかし、残念ながらここは北斗の拳ではない。2019年、令和元年である。世紀末ではないのだ。モヒカンがヒャッハーしていないこの世界でリア充を爆発させる現実的な案はないだろうか.......

 

 

 

 

 

 

 

 

タピオカだ

 

 

 






 

ものの本によると、リア充の好物はタピオカであり、タピオカのためならどんな犠牲もいとわないそうだ。タピオカの中に爆弾を仕込んでおいたところで彼らは到底気づないだろう。

 




 

ということでさっそくリア充を爆発させてみよう



 

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ちょうどいいところに一組のカップルがやってきました。ああ、なんて恨めしいのだろう。

 




さあ、彼らに爆弾入りタピオカジュースを飲ませてやりましょう。非リアの本気を見せつけるのです。





 

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やりました。爆破実験は成功しました。

ということで今回はリア充を爆発させるにはタピオカに爆弾を紛れ込ませるといい!ということでした。ご清覧ありがとうござい、、、、、、

 

 

 


おっと…………









大変なことが起きてしまいました…








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なんと、カップルが2組に増えているのです。

 

 

 

 

 

どういうことだ。

 

 

 

 

そして僕は理解した。

 

 

1組のカップルが別れた後、物語はそれだけでは終わらないのだ。

 

 

爆発後の彼女は新しい彼氏を作り、同様に爆発後の彼氏は新しい彼女を作る。

 

 

こうして1組のカップルが別れるとカップルは2組に増えるのだ。

 

 

僕はなんてことをしてしまったんだ。

 

 

 

リア充を根絶しようと爆破計画を企てたにも関わらず、リア充を増やすという結果をもたらしてしまった。

 

 

 

 

 

僕はあまりの出来事と自分の不甲斐なさに感情的になり何度も何度もリア充を爆発させた。

 

 

 

爆発させればさせるほどリア充は増えていき、元々は1組のカップルだったのが最終的に中国の人口くらいにまで増えてしまった。

 

 

 



 

そして僕は突如閃いた。

 

 

 

 



 

ある考えが僕のもとに舞い降りたのだ。

 

 

 

 



 

宇宙の起源であるビッグバンが起きた要因は未だによくわからないとされている。

 

 

 

 

 

しかしもしもビッグバンは神様が僕と同じようにムキになってリア充を爆発させようとした結果であったら・・・・・?

 

 

 

 

 

そう、ビッグバンの原因はリア充であった。

 

 

 

 

 

この世界の全ての物はリア充でできていたのであった。






燦々と輝く太陽も、我々が生きる地球も、今僕が衝撃の事実に手を震わせながら叩いているパソコンも、我々の体自体さえも全てリア充でできていたのだ。







つまりはだ、



リア充を恨めしく思う我々非リア充リア充でできている、よってリア充と非リア充の違いなど最初からなかったのである。









その事実をこの世の中に伝えるとどうだろう。






リア充に対するリア充の差別はなくなりみんなが平等な世界が訪れる。







それは一見平和に見えるがそれまで非リアを差別することで発散されていた人々の鬱憤は蓄積され、人々は無差別にお互いを攻撃するようになってしまう。





みんながみんな髪型をモヒカンにしてヒャッハーと火炎放射器を放つ世界がやってくるのだ……………なんと恐ろしいことだろう………………








あっ、北斗の拳の世界きたわ。